2. 湿気は建物の内外から入り込む
3. 暖かい空気は多くの水蒸気を含むことが出来るが、 気温が下がると内部結露が発生しやすくなる。
4. だったら、壁の中の水分を放出してしまえ。 といった考え方で生まれたのが、外壁通気工法です。
そのために、透湿防水シートという水蒸気(湿気)は通すが、雨は通さない材料が使われています。
外壁通気工法は、構造体の軸組と外壁材の間に通気層という空気が流れる層をつくり、その最下部の換気口から空気を取り入れ、軒裏や棟換気から空気を排出する工法で、空気は温度差や気圧差などで流通する。
また、それだけでは壁の中の湿気が放出できないため透湿防水シートという湿気は通すが、水は通さない防水シートを軸組の外壁側に張り付け、軸組ないに滞留した湿気を空気層に放出する仕組みになっている。 さらに室内側に気密防湿シートを施工すると軸組内に対する内部結露を防ぎ、完璧な方法となる。